これまでの合研

第51回合研集会(愛知)/全国から7126名が参加

第51回集会は、8月3日~5日の3日間、12年ぶりに愛知県で開催されました。全国から7126人がつどい、これまでの50回の合研をふまえ、次の100年につながる新たな一歩を踏み出す集会として、全国各地から持ち寄られた保育実践や運動について学び、交流を深めました。


1日目

1日目は、愛知実行委員会のオープニング企画「つながれ わくわく合研! 新たな一歩だぞう」で開幕。トーチトワリング・「ぞう列車」合唱・よさこい踊りの三部構成で、全国からの参加者を盛大に歓迎しました。

続いて行われた、集会の基調を学ぶ保育・子育てフォーラム「豊かな保育・子育ては社会をひらく!-子どもが安心してのびやかにくらせるために、おとなたちは手をつなごう」では、一人ひとりがしっかり保育・子育てに向き合っているからこそ生まれてくる悩みを、社会の状況や保育園・家庭の状況から明らかにすることをめざしました。そして、みんなで学び、何ができるかを考え合おうと、保育・子育てをめぐる状況や保育でこだわりたいこと、私たちの願いを実現するための方法、などについて、保育現場の実践も含めて報告がされ、課題を共有することができました。
また、会場では、『ちいさいなかま』で連載中の落合由利子さんの写真展が期間中開催されました(グラビア連載「私は保育者」より)。


2日目

2日目は、名城大学など3つの会場で51の分科会が行われました。分科会には32都道府県から151本の提案が持ち寄られ、全国各地の参加者が保育実践や運動について活発に討論・交流をし、学びを深めました。
その他に、子育て・保育講座、実技講座、『ちいさいなかま』企画講座、保育制度フォーラム、特別企画「保育施設での事故から考える」など、21の講座が行われました。


3日目

集会3日目は、開催地実行委員会よる構成劇「平和がええねん!笑顔がええねん!学び合いつながる第50回大阪合研」で開幕。大阪らしい笑いの中に、保育や運動の課題がちりばめられ、参加者の絶賛を得ました。白石正久さんの記念講演「今、子どもの育ちにとって大切なことは何か」は、子どもの発達を見る視点だけでなく、保育・教育について考えるときに大切な平和や民主主義の視点についても言及され、50回記念集会をしめくくるにふさわしいものとなりました。

*あいち合研実行委員会&あいち保育共同連合会作成 「もっとwakuwaku!~Web合研へのエール」はこちら(YouTube)