全国保育団体連絡会

2つの緊急署名にご協力ありがとうございました

 「子どもの命と発達する権利を守るために保育士増員を求める要望書」「児童福祉施設の実地検査に関する規制緩和に反対する要望書」に賛同下さり、ありがとうございました。

 おかげさまで、2カ月ほどの短期間に、署名用紙での署名とあわせて、保育士増員の署名に56,932名、監査の規制緩和に反対する署名に32,910名から、賛同していただきました。7月28日に厚生労働省・内閣府と懇談し、署名を届けました。

緊急署名

緊急署名提出

 懇談では、余裕がない保育士配置で苦労している実態を改めて伝えると、「財源があれば、改善したい」との回答でした。子どもに税金を使って!の声を、さらに大きくすることがこれからの課題です。岸田内閣は、こども家庭庁創設を決め、子ども関連予算を倍増すると明言しました。ならば、子どもの命と権利を守るために保育士増員のための予算も大幅に増やしてもらいましょう!

 また、児童福祉施設の実地検査に関する規制緩和の問題では、政令に実地検査を原則とすることを残すことができました。しかし、厚労省が示した新たな案でも、規制緩和の恐れがあり、パブリックコメントに意見を提出しようと、再び呼びかけています(8月31日締切)。子どもの命・安全を守り、保育の質を維持・向上させていくためにも、パブリックコメントへの意見提出をお願いします

 緊急署名で訴えたことをもとに、9月以降は、国会に向けた請願署名に取り組みます。引き続き現場の声を、国や自治体に届けていきましょう!