全国保育団体連絡会

国会請願署名105万筆、3月には国会行動

 3月1日、全保連も参加する「よりよい保育を!実行委員会」は国会行動を行い、全国から保育士・保護者など90名が議員会館に集まりました。
 国会請願署名は、3月29日時点で105万筆まで積み上げています。

国会議員要請、厚労省・内閣府との懇談

 国会行動では、国会議員をまわり現場の実態や要望を伝え懇談しました。今回は、年度末のため行動に参加できる人数が限られたため、全国会議員を訪問することはできませんでしたが、前回の国会で紹介議員になった方などを中心に訪問し、各地で集めた署名簿を手渡しました。
 政府懇談では、厚労省保育課・内閣府子ども子育て本部担当者に要請文を手渡し懇談しました。散歩先で子どもを見失いかけた事例やソリ滑りで川に落ちた事故など具体的に伝え、現行の配置基準のままでは、子どもたちの安全の確保や一人ひとりに寄り添う保育が困難になっている実態を訴えました。担当者は、国の配置基準を上回る職員配置を行っている施設が多い実態は把握し、要望内容は理解できるとしながらも、財源の確保が難しいと回答。世論の後押しが重要になっています。

保護者・保育者・経営者らで記者会見~配置基準改善、今こそ

2023年3月1日記者会見

 行動終了後に、記者会見を開催しました。会見では、保護者・保育者・私立認可保育園理事長と、保育の重大事故をなくすネットワークのメンバーが、子どもたちのために、配置基準の改善が必要であること、監査の規制緩和は問題であること等を報告しました。会見の様子は、NHK・TBS・東京新聞・しんぶん赤旗で報道されました。

当面の運動~議員への働きかけ、緊急WEB署名を広げよう

地元選出国会議員への要請・・・訪問、もしくは電話がけを!

紹介議員お願い文書と、愛知の「もう1人保育士を」の提言冊子が、全国会議員に送られています。
※国会請願署名の最終締切は5/20です。

配置基準改善緊急WEB署名・・・第1次集約4/20 最終集約5/20

配置基準アンケートも同時に実施しています。さらに広げましょう。