こども家庭庁に緊急署名2万5720筆(第2次分)を提出し、合計6万224筆の願いを届けました!
さらなる改善を求めて、今後も現場から声をあげ続けましょう!
6月20日、緊急署名2万5720筆(第2次分)を、こども家庭庁へ提出しました(WEB署名1445筆、紙署名2万4275筆)。4月27日提出分の3万4503筆とあわせて6万224筆を、当事者の願いとして届けました。
政府は、6月13日に「こども未来戦略方針」を閣議決定しました。その中に配置基準改善が盛り込まれ、「1歳児及び4・5歳児の職員配置基準について1歳児は6対1から5対1へ、4・5歳児は30対1から25対1へと改善する」とされています。しかし、その実施方法や時期は明示されておらず、法令改正ではなく公定価格の加算での実施にとどまることが想定されます。
また、財源については「徹底した歳出改革等を行い、実質的に追加負担を生じさせない」ことを目指すとしていますが、これは子ども政策強化のために医療や介護などほかの社会保障費を削減・抑制することになり、とても受け入れられるものではありません。6月16日に閣議決定されたいわゆる「骨太方針2023」にも、こども予算倍増にむけた財源確保の道筋は示されず、先送りされてしまいました。
今回、配置基準改善が盛り込まれたことは重要な前進です。しかしこの不十分な内容で終わりにすることなく、早期の確実な実行と、加算対応ではなく法令改正にすること、そしてさらなる改善を求めて、今後も現場から声をあげ続けましょう!
なお、署名と合わせてたくさんのアンケートにお答えいただきました。アンケートの結果と寄せられた声は、以下のリンクからご覧いただけます。各地域での運動にご活用ください。
https://docs.google.com/forms/d/10LSQ4wovwOKNtKME1Dolv5aO4_cz0xDIIIJq3WAa1Vc/viewanalytics