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(2011.2.19開催)第32回保育研究所研究集会のご案内
第32回 保育研究所研究集会 新システム=幼保一体化は 保育に何をもたらすのか 改革論議を総合的に検証し、今後の課題を探る |
日時 | 2011年 | 2月19日(土) 午後1時から午後5時半 (受付開始は12時半) |
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| 2月20日(日) 午前9時から午後12時半 |
| 場所 | 東京都千代田区 スター研修センター神田 301号室 ホームページ:http://kanda-kc.net/ |
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内容 (予定)
(敬称略) 2月19日(土)
情勢報告 新システム・幼保一体化の具体像 逆井直紀(保育研究所) 新システム関連法案提出目前の状況を受けて、最新情報をもとに「改革」の概要を報告します。
シンポジウム 「新システムを総合的に検証し、 子どもの権利を実現する制度を展望する」 幼保一体化を含めた新システムによる保育制度改革によって、保育はどうなるのか?関係者の中でまだその正確な理解ができているとはいえません。新システムで、本当に利用が保障されるのか(待機児童は解消するのか)?基準は守られるのか?利用者負担はどうなるのか?過疎地の保育所は維持されるのか?財源は増えるのか?等の問題を、先行事例である介護保険の実態や、新システム検討会議の論議内容を踏まえて総合的に検証します。さらに、新システムを乗り越え、真に子どもの権利を保障するための課題を論議します。
報告者 芝田英昭(立教大学)、奥野<杉山>隆一(鳥取大学)、村山祐一(帝京大学)
この他、「自立支援法は障害児福祉に何をもたらしたのか」などの報告を予定しています。
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2月20日(日)
シンポジウム 「幼保一体化論議の混乱を乗り越え、 今私たちが語るべき保育とは何か!」 幼保一体化論議が迷走しており、幼児教育と保育が区分けされ、幼児期の教育を就学準備教育とし、保育を養護として矮小化して捉える傾向すら出てきました。 さらに新システムは、子どもの生活と発達を中心に考えるべき保育を、保護者の労働に対応するだけの細切れ託児に変質させようとしています。改革のモデルである介護保険の実態や、幼保一体化を実施したスウェーデンの状況を踏まえて、改革が実践に与える影響を検討するとともに、これまで積み重ねてきた低年齢児保育の意味を再確認しながら、保育とは何かを改めて問い直します。
報告者 大宮勇雄(福島大学)、加用美代子(京都橘大学)、藤原るか(介護労働者)、 白石淑江(愛知淑徳大学)
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申込み
参加費 | 10,000円 (保育研究所会員は8,000円) | 定 員 | 200名 (定員になり次第締め切ります) | 宿 泊 | シングル(朝食付)10,000円 (確保数少なく事前にご相談下さい) |
必ず申込み前に電話で、定員充足状況をご確認の上、郵便振替用紙に必要事項(住所、氏名、所属、宿泊の有無)を記入し、料金を添えてお申込み下さい。参加証をお送りいたします。
郵便振替 00190−8−38930 保育研究所
問い合わせ先
保育研究所 〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北3-36-20 TEL:03−3339−3903 FAX:03−3310−2535
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