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(09.12.4)保育署名/参議院において全会派一致で採択!

来年の通常国会での連続採択目指して、さらに署名を拡げよう

 「保育制度の解体を許さず保育の公的保障の拡充を求める大運動実行委員会」でとりくんでいる「現行保育制度に基づく保育施策の拡充を求める」国会請願署名は12月4日、参議院本会議において、全会派一致で採択されました。署名に託した私たちの願いが、国会(参議院)で認められたことになります。参議院に提出された請願は157本ですが、そのうち採択はわずかに15本でした。
 しかし衆議院では、与党の国会運営に抗議した自民党が委員会審議に欠席したことを理由に、1本の請願をのぞきすべての請願が採択に付されず、参議院で採択された保育署名も衆議院では審議されないまま国会が閉会しました。
 今国会では、参議院で20名(民主9、共産7、社民1、自民2、国民1)、衆議院で49名(民主35、共産9、社民3、公明1、国民1)の議員に紹介議員になっていただきました。今までにない紹介議員の多さであり、全国各地域からのねばり強い要請の成果といえます。

 今回採択された署名は以下の署名です。

現行保育制度に基づく保育施策の拡充を求める請願書

〈請願項目〉

  1. 希望するすべての子どもが保育所に入所できるよう、国の責任で緊急に保育所整備を行い、待機児童を解消してください。

  2. 児童福祉法第24条に基づく公的保育制度を堅持・拡充してください。国と自治体の責任を後退させる保育所への直接契約・直接補助方式、保育料応益負担方式の導入はやめてください。

  3. 保育所・幼稚園・学童保育・子育て支援施策拡充のために予算を大幅に増やしてください。

  4. 国が定める児童福祉施設最低基準(保育所の施設設備の基準、職員配置基準)を緩和せず、抜本的に改善してください。

  5. すべての子どもの発達保障と保育の質の向上のために、保育所・幼稚園・学童保育などの職員の処遇を専門職にふさわしく改善してください。

  6. だれもが安心して子どもを生み育てることができるよう、雇用の安定や労働時間短縮をすすめ、子育てにかかる経済的負担の軽減をしてください。

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